教育改革

keins_jin2006-05-18

昨日の党首討論小泉首相小沢民主党党首が話題にあげていましたが、国内の課題としては年金問題と同じように、改革しなければならない大きな問題です。最近の小学校は「みんな平等」でなくてはいけない、という事で、運動会のかけっこは手を繋いで走り順位は付けない。目立つ存在となる学級委員長は決めず、日直がその変わりを交代で行う。等等、理解に苦しむことがされています。義務教育期間中の子供を持つ親としては、そういう教育が行われている学校に通わせることは複雑であろうと思います。そんな事を最近考えていましたが、今日の日経新聞「春秋」に心温まる記事が出ていたので紹介します!
美術の写生の時間、木を紫色に塗った小学生がいた。普通木と言えば黒か茶色。話を聞くと「一番好きな木だから、一番好きな色を木にあげた」という生徒に、代理教員はこっそり紙製の金メダルを与えた。「いい成績はあげられないけど先生はこの絵を素晴らしいと思う」との言葉を添えて。それから数年後、教員の元に紙のメダルを首に下げた青年の写真が送られてきた。今は美大に進学し画家の卵。メダルを壁に飾り励みにしてきたという。
勉強が出来なくても、走るのが速い子、歌が上手な子、楽器が得意な子、絵が上手い子、優しく思いやりがある子・・・みんな素晴らしい。そう思います。人に負けない何かを持とうと意識していきましょう。