惑星問題・・・その結果

keins_jin2006-08-25

 このブログでも2回取り上げていた太陽系惑星の問題が解決しました。やはり冥王星が外され8個になったということです。IAU(国際天文学連合)2,000名もの有識者の投票結果ということなのでより正しい判断なのでしょうが、科学の世界の答えが多数決で決まるというのは正直どうなのだろう?というスッキリしない部分もあります。「科学的な事実は一つ」というイメージがどうしてもあります。冥王星発見から今年が76年間目だったそうですが、発見したクライド・トンボー博士(米国)はこの採決に対してどう反論があったであろうか。今後も太陽系を廻っている冥王星レベルの大きさの新星が発見される可能性は大きいと思いますが、今回の決定で太陽系惑星に新たに加わる可能性は限りなく少なくなります。アメリカはきっとがっかりしていると思います。冥王星の英語名「プルート」はディズニーキャラクターの名前に使われているくらいです。今後は「すいきんちかもくどうてんかい」で憶え直しですね。ただ、歴史的な瞬間に立ち会えたことを嬉しく思うこととしましょう。
 長かった小中高生の夏休みも残すところあと1週間になりました。東京で勤務している時は電車の混み具合でそういう休みに対してとても敏感に感じることが出来ていました。松山は車での移動が多いのでその感覚はあまりないのですが、世の中全体が早く平日の感覚に戻れば生活のリズムがよくなるように思います。