震災から学ぶもの

今日で阪神大震災から12年が経ちました。私は名古屋で仕事をしていました。その時の事は今でも鮮明に憶えています。渋滞を避けるために早く出勤していたので、その日もちょうど朝食を食べている時でした。名古屋も震度3の揺れが長い間続いて、お茶が入っている湯飲みから湯が零れそうでした。その時点では大したことではないと思いテレビも付けず出勤したのですが、車のラジオで関西方面が大変なことになっていることを知り、時間がたつにつれて大災害の様子が鮮明になりました。職場でも関西出身の社員の方は実家と連絡がとれず大変困惑していましたし、その日の午後からは工場の部品が届かなくてラインが停止したりと大きな影響が出て、当時ライン制御関係のシステムを担当していた私は夜遅くまで対応に追われました。ちょうど大阪で仕事をしていたケインズの社員もいますが、きっと想像を超える体験であったと思います。
 K-Visionの「社会的貢献計画」の中に”災害支援”について記載しています。万が一の時は積極的に災害支援に参加しよう、というものですが、これは日頃からの心構えがないといざという時に絶対に行動できません。パニックにならないためにも頭の中でのシミュレーションが不可欠です。天災ではありますが、こういう日があったことを教訓にして未来に繋げましょう。