真似をする

 東京から戻ってきました。昨日の快晴の天気とは打って変わって朝から小雨が降り注ぐ東京でした。JR新宿駅でアジア系外国人のアベックに英語で道を尋ねられ、目的地は解ったのですが、道が複雑だったこともあり上手く英語で応えられず、紙に地図を書きながら筆談と単語で汗かきながら説明しました。後でその様子を想像すると笑えます(英語が話せる人に見えたのでしょうか?)。とは言っても早朝から気持ちのよいスタートです。
 昨日のセミナーでは、ケインズが今取り組んでいる人事評価制度についても話しを聞くことが出来ました。訪問した会社の売上や利益、社員の給与や賞与の実データを使っての説明には驚きもありましたが、説得力があります。何より社員の方が納得できる仕組みであり、それが仕事をする上でのモチベーションに繋がっているのです。但し、能力主義を中心としたかなり厳しい評価制度です。全てを真似するという事ではありませんが、ケインズがやろうとしている新しい人事評価制度にも参考になります。
 また、今回のセミナーのキーワードは「真似をする」という事でいた。成功している人の真似をする、失敗している人の真似はしない。成功している事に自分のオリジナルを加えて「よりよいものに」などという事ではなく、まず真似をしてみる。それでよい結果が出たらオリジナリティを少しずつ加えて進化させていく。
 講師の社長に迷いはありませんでした。自分が失敗した多くの裏付けがあるからです。だからこそ成功するにはどうすればよいかが解るのです。