人を育てる

keins_jin2007-03-15

最近取引先から「リーダーとしてプロジェクトに参加して頂ける方おられませんか?」という声を多く聞きます。プログラミングだけならば優秀な若手もいて人は足りているのですが、プロジェクトの管理が出来る人が不足しているということです。確かにプログラミングだけであれば人件費の安い海外での開発で十分な時代になってきました。中国人技術者と一緒に仕事をして十二分にそれを感じています。私たちは技術スキル以外にもプロジェクトマネージャーのスキルを身につけることが急務になっています。最近特にそれを感じます。
今日紹介する本は「機長の教え」です。著者の坂井優基さんは国際線パイロットです。ただのビジネス書という訳ではなく、航空業界を舞台とした小説の形を借りて、人を管理するということ、人を育てるということがどういう事なのか、様々なヒントが沢山書かれていました。管理者の人はもちろん、これから管理者にならなくてはならない人にもお勧めです。
 「自分が管理者の立場であったら」と考えたことがありますか?是非その意識を持って仕事をしてください。いつまでも管理される立場で満足しない。年齢も上がっていく、若い社員に追い抜かれる、必ず限界が来ます。その時ではもう遅いのです。真剣に考えてほしい。