同県人の活躍を見て

 少し前の話になりますが、世界陸上女子マラソン松山市出身(旧北条市)の土佐礼子さんが強靱な精神力で銅メダルを獲得しました。先週の世界柔道男子無差別級でも松山市出身の棟田康幸さんが170cmという小さな体でありながら2m以上の外国勢を全て一本勝ちで倒し、不振の男子柔道において金メダルを獲得しました。同県人の活躍は特別な思いもあり、大変嬉しく、感動と勇気をもらいました。松山市役所には2人の健闘を称える大きい垂れ幕が下がっています。世界陸上は大阪開催、柔道は日本の武道ということで日本人には特別なプレッシャーがかかり、他選手が期待に応えられない中、そのプレッシャーに打ち勝ち、最終日でのメダル獲得は、日頃の血が滲むような努力のたまものだと思います。努力が実るのはスポーツの世界だけではありません。ビジネスの世界も同じです。自己を律し、おごらず、高い目標をもって努力していれば、結果は裏切らないことを改めて感じることができました。