あぁ〜青春！

　週末は愛媛県の高校総体が開催されました。（今日まで一部の競技は開催されています。）既に高校生の子供はいないのですが、娘が昨年まで在席していた高校のソフトボール部のお世話をしていた関係で週末応援に行ってきました。今年のチームには娘がいないということで少し気楽に応援出来るかと思っていたのですが、やっぱりユニホーム姿の後輩達を見ると熱が入ります。高校総体は一部競技を覗いて３年生にとっては最後の大会になります。この大会で全国大会に行けなければ高校生としての競技生活は終わりです。つまり３年間の集大成なる試合になります。子供達も緊張し、応援する親たちも緊張する、特別な大会です。
　１時間半の熱戦,,,応援していた高校は惜しくも最終回で逆転負けでしたが、ひとつの白球に集中する子供達の純粋な気持ち、怪我も恐れない一心不乱な姿、大人達にとって学びが沢山あります。忘れかけていた、忘れていた気持ちを思い出させてくれます。年に一度くらいそういう気持ちになることは大人のずるい心をリセットしてくれるようでいいものです。２時間の映画にお金を払うよりも、筋書きのないスポーツには数倍の価値があると思います。
　勝った子供達も、負けた子供達もこの３年間はこれからの人生においてプラスにはなれど、マイナスになることは何もないと思います。
　私はテニス部だったのですが、同じ愛媛県の高校総体で負けた時の最後の相手、最後の一球まで鮮明に憶えています。そしてその３年間が仕事をする上での今の原点のひとつになってます。