今治シティマラソンに参加

keins_jin2011-10-06

 10月2日(日)第25回今治シティマラソンに参加してきました。この大会は最長がハーフマラソンで以外にも10K、5K、3K、2K、ファミリーの部など様々はコースが用意されており本当の意味で子供からお年寄りまで参加出来る正に市民マラソン大会です。私は今回ハーフマラソンの部に初参加だったのですが、25回も続いていた大会だとは恥ずかしながら知りませんでした。多くの今治市民の皆さんの協力があり、とても暖かい大会だと感じました。開会式では25年連続出場のランナー(3名)の表彰式もありましたが、25年連続出場とは本当に頭が下がりますし勇気付けられます。多くのランナーから尊敬の拍手が自然にわき起こってました。
 気温のも高くなく(スタート時は24℃)、時折日差しが指すも曇り空。総勢3,777名の参加(過去最高)で、ハーフマラソンは547名の参加。40歳代は参加は158名でした。唯一この大会の厳しいところは制限時間があることです。10Kは70分。ハーフは2時間15分です。寒い時期に普通に走れば大丈夫ですが、何せ初めてのコースと、秋の大会で気温が上がることが予想されるので、決して安心は出来ないのです。

 スタート前の独特の緊張感。何度スタートラインに立っても慣れませんが、普段味わうことの出来ないこの独特の雰囲気と、何とも表現のしようが無い間が大好きです。まわりのランナーの鼓動もビシバシと感じることが出来ます。目標は2時間切り。マラソンで4時間を切るためにはハーフで2時間切りは絶対条件ですから。

 9時30分スタート。「長い戦いだぁ〜」と感じながら、市民の皆さんの暖かい声援を受けて順調な滑り出し。この大会、コース設定上ハーフマラソンは周回コースになっています。右手に目印のゴムを3本はめ、1周折り返す毎にゴムを1本審判に渡し、全部無くなったらゴールに向かえるのです。周回コースのマラソンは初めてですが、これが思った以上に精神的にきついのです。長距離走はモチベーションを保つことが難しいスポーツなので、出来れば周回無しの1コースがベストだと思います。オリンピックや世界陸上の10000mはトラック競技なので、見てても辛い(笑)。

 まだまだこの時期走り込みが足りず、案の定10K過ぎからは予想以上に身体が重くなってきました。怪我しない限り絶対に止まらない、歩かないというのが私の決め事のひとつなのでそれだけは守ります・・・挫けそうなタイミングでの市民の皆さんからの声援は今大会でも大きな力になりました。本当に感謝です。
 残り1Kの時点で手元の時計で2時間。目標の2時間切りは今回も達成できないのか、という落ち込んだ気持ちを奮い立たせ無事制限時間内にはゴール。タイムは2時間5分28秒。40歳代では98位でした。完走の喜びよりも悔しさが勝った大会でした。ゴールしたら走ったコースに向かって一礼。これも私の決め事です。コースにお礼という意味もありますが、沿道で声援を送って下さった市民の皆さんへの感謝と、一番は大会を支えて下さっているボランティアの人達への感謝の一礼です。この方々がいなかったら交通規制された道路を気持ち良く走ることなど出来ないのですから。

 ゴールして悔しい想いをしながら歩いていると「胸から血が出てますよ!大丈夫ですか?」の声。「えっ!」ビックリして自分の胸を見ると白いTシャツが血に染まっています。ゼッケンで半分隠れていましたが、ゼッケンの下も・・・。実は乳首が擦れて出血したのです。いつもハーフ以上を走る時にはカットバンを貼ったり、ワセリンを塗ったりして予防するのですが、今回は持ってくるのを忘れていたので、「まぁ、ハーフだからいいかっ!」と思い何も対策をしていませんでした。走っている最中はアドレナリンが出ていたのかまったく痛みも無かったのですが、指摘を受けたとたんに激痛が・・・(笑)。あれから4日。まだ痛みを取れません。痛みに腹が立って「男子には乳首は必要ない。何で付いているのだろう?」と真剣に考えている今日この頃です。