春分の日

keins_jin2006-03-22

昨日21日は春分の日で、お彼岸の中日でした。お彼岸と言えば墓参りですね。私は旧喜多郡河辺村(現:大洲市河辺町)で生まれました。実家は今もあり、両親が住んでいます。昨日は時々晴れ間が見えるような天気でしたが、お墓参りに帰りました。やっぱりいつ帰っても、いくつになっても「ふるさと」は最高です。山の中なので、車も通らず、人もおらず(笑)、近くの小川のせせらぎと鳥の鳴き声しか耳に入りません。何時間もぼっーと出来るし、何より癒されます。言葉や文字で表現するのは難しいのですが、本当に不思議な感覚なのです。
写真は実家の直ぐ前にある「坂本龍馬脱藩の道」の記念碑です。石碑には「夜明けの道」と書いてあります。(中野家が無償で土地を提供して記念碑が建っています。(笑))皆さんもご存じのように坂本龍馬文久2年(1862)3月24日に土佐藩を脱藩して瀬戸内海(旧長浜町)に出て、海を渡り長州に行ったのですが、その脱藩の時に河辺村を通ったのです。その道が「脱藩の道」となって、今は多くの龍馬ファンが全国から集まります。季節が良くなると観光客も多くなります。突然、刀をさして袴をはいて人(龍馬のまねをしているのですが、かなりリアルです。)が家の前を通るので普通にビックリする事があります。その格好で道を尋ねに実家に来られたりする事もあるそうで、何だか笑えます。
そういう人も、普通の人もみんなこの記念碑の前で記念撮影をします。機会があれば皆さんも是非、「脱藩の道」歩いてみてはどうでしょう。休憩は中野家をお使い下さい。

他にも河辺村には「坂本龍馬脱藩之日記念館」があります。館内では模型や音声、写真、パネルなどを使って龍馬の土佐藩脱藩の軌跡を分かりやすく紹介しています。