内部統制(その1)

 K-Visionにも記載しています「内部統制」について何回かに分けて補足説明したいと思います。。
 言葉のイメージから「内部統制とは、会社と社員をがんじがらめに縛り付けるもの」を想像させますが決してそうではありません。会社の基盤をもっと強くして、社員の皆さんが生き生きと、前向きに、はつらつと、安心して働くための仕組み作りであると考えます。企業内で不正やミスが発生すると、社内だけでなく顧客や株主、上場していれば証券市場などに多大な影響を与えかねません。そこで、社内の仕事の仕方や会社運営の体制を見直し、「ここは危ないかも」という箇所を洗い出し、対策とルールを整える。そしてそれに則った働き方と会社運営を徹底する、というのが内部統制の概要なのです。一言で言うと「企業業務の適正を確保するための仕組みや体制を整えること」です。決して難しいことではありません。上場企業と連結子会社は2008年度から内部統制システムの導入が義務化されますが、ケインズも上場を目指している会社として、今から準備を開始します。
 京セラの名誉会長、稲盛和夫氏が著書「稲盛和夫実学 経営と会計」の中で以下のような事を説いています。「人の心は大変大きな力を持っているが、ふとしたはずみで過ちを犯してしまうというような弱い面も持っている。・・・人の心が持つ弱さから社員を守るという思いも必要である。」
 会社の本分は「存続し社員とその家族を守る」ことだと思います。そのためにしなければならないこと、した方がよいことについてのスタートに「早すぎる」ということはないと考えます。
 
 今日からコートを着て出勤を始めました。昨夜から決意して実行したのですが、今日は必要ない一日となり拍子抜けでした。明日は大学3回生向けの就職セミナーに参加し、ケインズをアピールして来ます。今から気合いが入っています。その様子は明日のブログにて。