トイレーダー

 聞き慣れない言葉です。日経新聞のコラム「春秋」にとりあげられていました。何でも「トイレ・トレーダー」を意味する造語で、”勤務時間中に会社のトイレにこもり、携帯電話で株を売り買いする”ことだそうです。特徴は必ず9時と15時にトイレにこもることだとか。そもそも株の売買を勤務時間中に行うというのは問題外の行為ですが、携帯電話を使って株の売買をするというのが、時代を反映していると感じます。トイレの中に限らず、移動中の車中、食事中等、携帯電話さえあれば「いつでも、どこでも」可能ということです。既に会話の道具から多機能通信機になっているということです。
 携帯電話の使用については、そのマナーが様々なところで問題になっています。K-Visionの行動指針の中に「社員は紳士でなければならない」とあります。「人のふり見て我がふり直せ」。携帯電話のマナーに関して、「ちょっとどうだろう?」と思う場面に沢山遭遇すると思います。同じ思いを他人にさせないように意識してください。小さなことかもしれませんが、その積み重ねが関連して大きい問題に発展するものです。