前向きな姿勢

 プロ野球観戦が好きな私は、現在開催されているセパ交流戦を楽しんでいます。勿論試合結果も気になりますが、注目した選手の活躍が楽しみでもあります。その中の一人に現在横浜ベイスターズ工藤公康選手がいます。年齢は私より一つ上の43歳、現役26年目のシーズンです。。プロ野球選手としては峠を越えていますが、若手には真似できない投球術で第一線で頑張っています。43歳にして夢は大リーグでメジャーリーガー相手に投げることです。
 そんな工藤選手は今年1月に巨人から横浜に移籍しました。巨人からの移籍通告に「あっ、そうですか」と冷静に対応し、「それが組織というものでしょう。それよりも、他の球団が僕の力を欲しがっていることが嬉しい」と思ったそうです。新天地の横浜では、「打たれることを恐れるな」と若手にアドバイスしています。「失敗を悔やむのではなく、前を向いていけば後ろを忘れられる。ポジティブな心が必要だよ」と。心に染みる言葉です。 私たちも仕事をする上で、この気持ちが必要です。工藤選手の現役生活はそう長くないと思いますが、プロの生き様、男としての仕事をしっかり見ておきたいと思います。