不調の時こそ

 梅雨の最中のこの時期、松山の水不足は解消されていません。夏休みを前に子供たちはプールを楽しみにしていますが、松山市では水不足のため公立学校のプール使用を中止としました。子供たちも我慢しています。こういう状況の中で堂々と水道水で洗車するような非常識な大人が現れないことを願っています。
 
 最近読んだ本の中で「なるほど」と感じたことがあるので紹介します。
 誰でも毎日を元気で明るく過ごしたいと考えていますが、時には落ち込んで気分の晴れない日もあります。そんな状態を少しでも早く乗り越えるためには、「腰骨を立てる」ことが有効な手段の一つだそうです。つまり背骨を伸ばすことです。歩く時や机に向かっている時など、意識して胸を張り背中を伸ばすのです。福島大学の白石教授がプロゴルファーたちにメンタルトレーニングを指導する時、第一に背筋を伸ばした歩き方を指導しています。こうした歩き方こそが、「よいプレーをするために必要な集中力を持続させ、感情コントロールを容易にする」そうです。人間誰しも調子がよい時は胸を張って歩いています。言いかえれば、胸を張っていると、ミスや不運を誘う心の乱れを生じにくくしているのです。沈んだ心を自分の意思で明るくすることは容易ではありません。そういう時は「背筋を伸ばす」ということを思いだし試して見て下さい。