傾向と対策

 「傾向と対策」まさに”受験シーズン”の話題?的ですが、受験の話ではありません。昨日、採用コンサルの仕事をしている友人との話の中で様々な気付きがありました。採用において一番辛いことは入社した社員がKEINSの社風や仕事とミスマッチであることです。現在日本の会社において、3年以内に3割の人が辞めているとデータがあります。いくら希望の会社に入社し、希望の部署に配属されたとしても辞めている人はいるのです。つまりミスマッチです。これはお互いにとって辛いことです。
 KEINSは採用試験の一部に適正試験を導入していますが、その試験は3つのジャンルに分かれてます。私は今まで適正試験の総合点で適正を判断していたように思います。
 現在社内で活躍している社員もこの適正試験を受けて入社したわけですが、3つのジャンルを分けて分析した場合”ある共通点”があるのかもしれないと気付いたのです。そのデータを集計し分析すれば採用するときの大きな判断材料になるわけです。技術面で特化して活躍している社員、コミュニケーション能力が高い社員、その両方とも備わっている社員等、適正試験の結果で何か共通点があれば、それを採用時の判断に活用できます。「総合点が高いから適正がある」(判断として間違いではないと思いますが)という判断ではなく、KEINSに適正する人材かどうかを判断ができればと思います。そのためにも今までの適正試験データをキャビネットに眠らせておくのはもったいない、と思いました。まだ共通点があるかどうかは解りませんが、データを分析し活用してみようと思います。まさに採用における”傾向と対策”なのです。