出張先での出来事

keins_jin2011-06-23

 大阪出張から帰ってきました。大阪も暑かったですが、松山も負けてないですね。やっぱり今年も夏が来ました(笑)。ネガティブなイメージばかりではありません。早朝のジョギングがとても気持ちいい汗をかけるような気温になった・・・活動的になった・・・ビールが美味しい・・・。
 大阪出張中、市バスで移動する機会がありました。ここで2つの気づきがありました。
 その一。
 体の不自由な方や妊婦さん、お年寄りに席を譲る、これは小さい時から教えられたこと。愛媛ではバスや電車も座れない程人が多い時は少ないので実践する機会があまりありません。今回乗ったバスは偶然修学旅行生も乗っていて満員でした。あまり身動き出来ない状態で何停留所か過ぎたころ、あるバス停でおばあちゃんが乗車してきました。高校生らしき学生も座っていたので内心「誰か席を譲ってあげてよ!」と思いつつ様子を見ていたらみんな携帯をいじっていておばあちゃんに気がつかないフリ(絶対に気が付かないわけはない)。そして一つの停留所を過ぎて、おばあちゃんが私が座っていた後方に移動してきました。他の人に「席を譲れ!」と願った私の近くに来たのですから、「これは神様に試されている」と思いました(笑)。一瞬の間があって「よしっ、今だ!」と思った瞬間、私の後ろの若い女性が「こちらにどうぞ!」と声をかけたのです。そういう人もいるんだと嬉しい気持ちと、一瞬頭で考えた結果、声をかけることが出来なかった恥ずかしい、惨めな自分がいました。頭で考えるようじゃまだダメですね。体が先に動かないと・・・。
 その二。
 同じバスの中、何故混雑していたかというと中学生の修学旅行生が乗車していたからです。降りるバス停が気になるのでしょう、みんな緊張しています。それは微笑ましくていいのですが、全員大きいリックを背負ってます。これが満員状態の原因でもあります。意外と背中に背負っているものが邪魔になっていることには気が付きません。背中に背負うと2人分のスペースを使ってます。バス停で降車するお客さんはいちいちそれをよけながら、かき分けかき分け・・・しかも中学生達は降りるバス停でないので、みんな流れに流されまいと必死にしがみついてます。これは学校で指導するべきだと思いました。市バスに乗って行動することは確かに勉強になるでしょう。だったらもう一歩踏み込んで指導し勉強させてあげればいいのに。それを強く思いました。ヘッドホンの音量もしかり、新聞を拡げて読んでいる人もしかり、人の振り見て我が振り直せ、の良い機会でした。