歌人〜村下孝蔵

keins_jin2011-06-24

 今日は、村下孝蔵さんの十三回忌です。早いですね。ずっと広島出身とばかり思っていましたが、生まれは熊本なんですね。「初恋」や「踊り子」、「ゆうこ」、「陽だまり」が村下さんの代名詞のようになっていますが、他にも名曲が沢山あります。「松山行きフェリー」は愛媛人には嬉しい曲です。村下さんの歌を聴くと、どこか懐かしい、優しい気持ちになれます。
 私が高校一年の30年前(笑)、愛媛県長浜町の小さな小さなスーパーの開店日に、ギター一本で歌っていた村下さんを観て純粋に”かっこいいなぁ〜”って思ったことを鮮明に憶えています。亡くなって13年、確実に心の中では何も変わらず生きてます。
 村下さんが亡くなったのは46歳の時。私も現在46歳・・・早すぎる。いや、濃く短い人生だったのか、そう想うと少しは気が紛れます。最近私は様々なところで「人生折り返したから、やりたい事やるようになった」と言ってます。家族には迷惑な話ということは重々承知してます(笑)が、本当に人生折り返したと想うと、このままでは終われない、という想いが強くなりました。昨年突然の手術、今年の大震災。人生なんて、いつ何がおきるか解らない。だったら悔いを残さない選択肢もあっていいと想うようになったのです。賛否両論あるでしょうが、私の一度きりの人生ですから。
 村下さんの十三回忌を想う中で、まだ途中ですが私の人生も振り返ることが出来そうです。今日は村下さん一色の一日にしようと思います。