首都東京

keins_jin2011-07-25

 東京、広島と出張を理由に更新を怠けていると少し間が空いてしまいました。前回の更新時はなでしこジャパンが強敵および開催国のドイツに勝った話題でしたが、スウェーデンに快勝して決勝へ、そしてとうとう最強米国に勝って世界一です。”世界一”なんと響きの良い言葉でしょう。そいうえば昨日はゴルフの宮里藍ちゃんがエビアンマスターズで米ツアー通算7勝目を挙げました。これも凄い事です。日本女子、恐るべき(笑)です。この勢い続いてほしいと心から願ってます。そして被災地の皆さんが一瞬でも心安らぎ、笑顔になれれば。
 いろいろネタが貯まってます(笑)。まず今回は、東京出張中の出来事から。
 東京出張の目的のひとつ、社員との個別面談当日。面談する社員の家の近くという事と、私が東京勤務時に暇があればよく行っていた大好きな町、”中野”で食事しながらの面談を予定していました。ちょうど待ち合わせ時間の直前に、社員が仕事を終えて乗っていた山手線が人身事でSTOP。30分遅れての到着になったのです。それは仕方ないとして、特にやる事がないので待ち合わせ場所のJR中野駅北口で30分待つ事にしました。日頃から人間観察が好きな私は飽きることなくウォッチング開始。30分の間に繰り広げられた心に残るシーンを3話紹介します。。
 その一。なにやら見るからに怪しいお兄さん。携帯電話をしながらうろうろ。どうらや人を捜している様子。異様に落ち着きが無い。「まだいないっスねぇ!黒い帽子に黒いサングラス。赤いセカンドバックが目印ですよねぇ。見当たらんっスよ。今になって逃げたんちゃいますか!」。おいおい、なんという会話してるんだ!!そんな目立ちやすい格好で待ち合わせという事は初対面。赤いセカンドバックって、そんなんあるの・・・?普通の人達じゃない!様々な憶測が頭の中をぐるぐる。そうこうしている内にお兄さんは禁煙地域の歩道を堂々とタバコをふかしながら早足で闇に消えていきました。黒い帽子に黒いサングラス。赤いセカンドバックの男(?)を見られなくて少し残念。
 その二。これも若い、茶髪のお兄さん。1リットルの紙パックのコーヒー牛乳を片手にうろうろ。その行動を見ていると直ぐに何屋さんか解る。間違い無く風俗のスカウト。この光景は渋谷や池袋、新宿で良くみる。”中野にもいるんだ〜”が私の最初の感想でした。で、しばらく注目。案の定。電車から降りてきた若い女性、これから電車に乗ろうとしている若い女性に片っ端から声をかけている。殆どの女性に無視されている。当然だ!容姿も怪しいが、手に持っている1リットルの紙パックコーヒー牛乳がとっても変。断れても、無視されても、イヤな顔をされても諦めない。最初は「よくやるなぁ〜」と見ていたが、諦めないその根性に応援したくなる気持ちも沸いてきた(笑)。その根性たいしたものだ!何か別の世界で活かしたら成功するかも・・・結局私が居た時間帯では1人の女性も立ち止まってくれなかったが、コーヒー牛乳飲みながら最後まで声をかけ続けていた。
 その三。スカウトのお兄さんを片目で追いながら、別の目で衝撃的なシーンを目にしました。理由も解らないし、何故ここで?も解らないが、男性(40歳くらいか)の胸を泣きながら両手で叩いている女性(20歳くらいか、もしくは10代か)がいた。こんなシーン古い映画で見た事ある。一瞬、撮影か?と思ってまわりを見渡してもカメラらしき者は無い。まわりの人達も2人を凝視し始めている。少し離れていたので声は聞こえないが、それにしても・・・である。
 日本の首都東京。人も多い・・・いろいろな仕事もある・・・。飽きない街である。久々の待ち合わせ。ショートドラマを見たような想いでした(笑)